【Win10で動作】Nikon Coolscan III LS-30を動かしてみる。

こんにちは。七宮さん(@Polaris__x64)です。

前回突然、”【2021】Nikon Scanの日本語版のダウンロード先のまとめ(備忘録)”という記事を出しましたが、この記事の関連のものでした。

Nikon Coolscan III LS-30を発掘したので、動作確認がてら(Win10でも動くという情報がなかったので)動かすことに挑戦してみました。

なお、海外ニキの方も見やすいように、特定の記事を作成しております。ぜひご参照ください。

An English version of the article has also been prepared.→【Works on Win10, 2021】 How to run the Nikon Coolscan III LS-30

 

・PCIeからSCSIを繋げる大変さ

Nikon LS-30には”SCSI”規格が外部通信用として採用されています。今の20代は”すかじー”と読める方はいるのでしょうか。

完全にUniversal Serial Busにシェアを奪われてほとんど目にすることのない規格になりましたね。

このLS-30では”SCSI ハーフピッチ50ピン”が採用されていますが、今のパソコンではサーバー機でも挿すポートがありません。

となると、PCIeから変換しなくてはなりません。Amazonで検索してみましょう。

な、ないだと…. いや、我らの何でもストア”AliEXpress”なら…

 

ありませんでした。SAS HDD向けのは辛うじてヒットしてますね。

 

ヤフオクなどで検索すると、どうやらPCI→SCSIはいくつかあるので、秋葉原まで行ってPCIポートが有るC2D世代のデスク機を拾ってこないと行けないと思いましたが、

『PCI ExpressからPCIに変換すればよいのでは?』と思ってAmazonで調べたところ、こちらは存在したので購入してみました。

ってことでIO-DATA SC-UPCIN(ジャンク品700円) と PCIe to PCI変換ボード(3,500円)

 

動作確認のために出す金額じゃねえという気持ちとなんとしてもWin10で動かしたい気持ちの2つが作用しましたが、後者が勝ちました。SCSIのスキャナを2021年に動かす奴なんて私しか居ないもん。

 

とりあえず接続しましたが、残念ながら認識せず。接触不良かなと思って変換ボードの電源(SATA)を再度差し込もうとすると、中のプラスチックが入り込んでそのまま抜けた模様。

Amazonに即返品しました。

 

仕方がないので、PCIeのSCSIボードを探してみましたが、綺麗にまとめてくださっている先駆者様がいらっしゃったので、その方を頼りに調べてみることにしました。

Adaptec ASC-29320LPE (PCIe x1, VHDCI, ハーフピッチ60ピン )

LSI Logic LSI20320IE (PCIe x4, VHDCI, ハーフピッチ60ピン)

どうやらこの2機種が使える模様で、先駆者様はわざわざVHDCIからハーフピッチ50ピンへ変更していたが、内部配線用にハーフピッチ60ピンがあるので安い変換コネクタ噛ませば普通に使えます。

 

ということで、ヤフオクにあった”LSI Logic LSI20320IE (2,180円)”と”ハーフピッチ60ピン→ハーフピッチ50ピン変換アダプタ(2,270円)を購入しました。

とりあえず、LSI Logic LSI20320IEをPCに差し込んだらボードが発火したので出品者さんに連絡したらすぐに新しいのを送ってくれました。神対応。

 

ってことで、SCSI接続の用意は完了です。ここからはドライバ問題と戦います。

 

ちなみに、私は間違えて違うケーブルを買ったりして、ケーブルだけで諭吉さんが飛んでた模様です。なぜ私は記事を書くかというと、こういう無駄遣いを減らしてほしいからです。

 

 

・LSI Logic LSI20320IE の標準ドライバがないです。ぴえん。

このボード自体は2007年辺りに登場したっぽいので、Windows 10に差し込んだらPuPで認識すると思ったら認識しませんでした。

LSIのホームページより拾ってきたドライバはなんと”未署名”でした。ふざ○んな。

仕方がないので、回復からドライバ署名の無効化を施してインストールしましたが、起動時にBSoDがこんにちはしました。

どうやら、未署名ドライバがあると通常起動が不能になる糞仕様になったそうで、署名無効化してテストモードに入れたら起動しました。

しかし、テストモードでもドライバは読み込まれるが使用はできない模様。使いたいときは毎回、署名無効で起動させないといけない模様です。

 

 

・スキャンソフトウェア

Nikon Scan 3を前回の記事で拾ってきたので、インスコするだけで使えるかと思いましたが無理でした。

VueScanという有料ソフトを購入すると、ドライバもついてくる模様ですが、無料で済ましたいので有志が64bit化したドライバとかないかなとおもったら、

 

ありました。クッソ怪しいサイトなので、VirusTotalに投げましたが問題はなさそう。

“.inf”をテキストエディタで探ってみたら、こんな表記がありました。

“Copyright 2009 Hamrick Software”

 

これはVueSc…..おっと、誰かが来たようだ。アウト寄りなグレーでどちらかというとアウトです。

 

ということで、大人しくVueScanを入れてみました。使用版でもドライバがインストールされる模様で、普通に認識し、問題なく動作しました。

ただ、偶にハングアップすることが多く、電源を消したりして解消させたりさせないといけませんが、使える感じですね。

デバイスマネージャでもこのように認識されていますね。これは成功です。

ちなみに、この状態でNikon Scanを開いてみましたが駄目でした。ドライバの発行元が”Hamrick Software”なので、完全に別なドライバとなっているため認識しないんでしょうね。

 

単純に”Windows 10でSCSIフィルムスキャナを動かしたい”という謎な目標のために2週間と諭吉さんと樋口さんが旅立ちました。まあ、知識料と考えれば良いのかな(泣)

私は使わないのでヤフオクに出品する予定ですが、恐らく元は回収できないので落札者様にこの記事を教えてあげようと思います。では。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です