【RAM】40%削減!? PrimoCacheでChia Plotで削られるSSD寿命を伸ばしてみる。

こんにちは。七宮さん(@Shichinomiya_s)です。

さて、今回も安定のChiaネタなのですが、海外のYouTubeニキが面白いものをアップしてたので、こちらでも紹介しておこうと思います。

Chiaプロットに使うTBWをRAMキャッシュを用いて最小限に抑えるといった内容です。

 

以前の記事で書いたとおり、ChiaのK = 32プロットを作成するには、約1.6 TiBのキャッシュを使い、SSDの寿命を大幅に削ってプロットすることになります。

すでに、Samsung 980PROを消耗させてしまっている人もいらっしゃる模様で、データセンター向けSSDやRAMディスクでのプロットでないと長くは持たないことがわかっています。

 

しかし、データセンター向けSSDは高くて手を出しにくい、RAMディスクは最低128GBを積まないといけないので非常にハードルが高いということで、コンシューマー向けSSDを泣く泣く削ってプロットを作成している人が多く散見されます。

そこで、少しでもSSDの寿命を伸ばすのに有効ではないかと言われているのが、RAMを用いたディスクキャッシュを使う方法です。

 

 

・RAMディスクキャッシュとは。

Optane MemoryやSSHD(Fusion Drive)をご存知でしょうか。一時期、少し話題にもなってたのでご存じの方も多いと思われますが、速度の遅いHDDをSSDを用いてキャッシュディスクとして用いて、速度を向上させるものです。

一般的に、記憶装置ではHDD<SSD<RAMの順でリード・ライト性能が優秀です。

 

従来ではHDDを直接的にアクセスして用いていたのですが、HDDの特性上、速度が出にくいということがありました。

 

そこで、間にリード・ライト性能がより優秀なSSDを間に挟むことにしました。

頻繁に出し入れを行うファイルや細々したファイルをSSD上にキャッシュとして保存しておくことで、HDDが不得意とするランダムアクセス性能を擬似的に向上させるものです。

 

これを、HDDをSSDに置き換え、よりリード・ライト性能がより優秀なRAMを間に挟んでみましょう。

 

もっとより早くなるのでは!?と思いますが、注目すべき点は赤枠内です。

この部分はRAMと直接的にアクセスを行っており、SSDにアクセスを行っていません。よって、この区間を往来するデータを削減できるのです。

これが今回注目しているRAMキャッシュによるSSDアクセスの低減化です。

 

 

・実際にやってみる。

前途に記載したRAMキャッシュ化は”PrimoCache”というソフトで可能です。このソフトは有料ですが、30日間なら無料でトライアルできます。

Download PrimoCache – Romex Software

 

インストールして起動すると、このような画面になりますので、左上のボタンをクリックします。

 

どのディスクにキャッシュを作成するのかを聞かれるので、プロット時にキャッシュにするディスクを選択します。

 

次に、RAMの割当量やキャッシュの利用方法について設定する画面が表示されます。①の部分で、キャッシュに割り当てるRAMの量を調整します。

私は64GBのRAMを搭載していたため、約50GB程度を割り当てました。

続いて②のボタンを押して細かい調整を行います。

 

 

②のボタンを押すと、キャッシュをリード・ライトどちらに使うかを問われます。”Indvidual Read/Write Cache Space”にチェックを入れ、”Write”を右に寄せます。TBWを消費するのは書き込み量なので、Writeに全振りさせます。

 

次に右側を調整していきます。①にチェックをいれ、②は”INFINTE”に設定し、③をクリックします。

 

この画面では、Write Modeを”Intelligent”にし、”Free Cache on Written”にチェックを入れます。

 

設定できたら”Start”をクリックします。このような画面になれば成功です。

 

実際にRAM使用量を見てみると、このように消費されているのがわかります。可変方式ではなく、Startを押した時点でPrimoCacheが確保する固定式でした。

 

 

・結果

30プロット行った結果ですが、キャッシュを使わなかった場合、”Total Write (Req) 38.87TB”が書き込まれていたのですが、実際には、”Total Write (Dsik) 24.69TB”しか書き込まれていません。

RAMキャッシュを用いたことにより、”14.18TB“節約できることができました。全体の36.5%ですね。RAMディスク容量が大きければ大きいほど節約できます。

 

プロット速度は早くなるのかと思いましたが、変わりませんでした。

Ryzen 9 3950X, 64GB(50GB Cache), PM963 1.93TB(NVMe)環境

[2021/08/13 20:07:33] Total plot creation time was 2746.46 sec (45.7744 min)

 

 

・注意点

どうやらこのソフトウェアはWindows 10の大型アップデートと相性が最悪らしく、動作中などに大型アップデートが入るとBSoDで起動不可に陥ることがある模様です。

大型アップデート時には必ず停止orアンインストールするようにしましょう。

 

 

・さいごに

PrimoCacheは非常に有能なツールでしたので、今後も使用していきたいと思います。私はChiaを始める前から、データセンター向けSSD”Samsung PM983 1.92TB”というTBWが2733 TBという非常に高耐久なSSDを持っていたのでSSDを使い潰すまでは至っていませんが、多くの人がコンシューマー向けSSDを使い潰していることと思います。

ぜひ、このツールを活用して寿命を伸ばせればと思います。

 

ちなみに、私のPM983は”1200TB”も書き込んでいる模様です。残り56%ってところですね。

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