こんにちは。七宮さん(@Shichinomiya_s)です。
今回は、『[PR]優秀なバックアップソフト EaseUS Todo Backupを使ってみた。』といった記事です。
さて、皆さん、PCのバックアップをどのように保存していますか?(唐突)
私は、ちょうど2年ほど前、普段通りPCの電源を入れたら”No bootable device”と表示され、何の前触れもなくSSDがご臨終する悲劇に見舞われました。
奇跡的にも私はGoogle Driveに重要なファイルのバックアップを取っていたことや、基本的に保存はHDD側に行っていたのでデータは消失しませんでしたが、復旧に非常に労力をかける羽目になりました。
ただでさえ、手動でバックアップを取るのも面倒なのに、手動で取ったバックアップも復旧が非常に面倒であったら元も子もありません。
今回は、そんな面倒なことを”全自動”で行ってくれる”EaseUS Todo Backup“をご紹介したいと思います。
EaseUS Todo Backupとは?
EaseUS Software Co., Ltd.が提供するバックアップ補助ソフトウェアです。
PC関連に精通している人だと恐らく1度は聞いたことのある会社であると思います。”イーザス”と読むそうです。(これは初耳でした)
アマゾンジャパンや楽天などの大手ECサイトやベクター、インプレス(窓の杜)の老舗ソフトウェア提供サイトを主要取引先としている模様です。
日本でいう最大手ECサイト2社で用いられてると考えると非常に凄いソフトウェアであることがわかりますね。
EaseUSでは、パーティション管理やデータ移行ソフトウェアなど、様々なソフトウェアを展開していますが、今回はその中でもバックアップに焦点を当てた”EaseUS Todo Backup”を紹介したいと思います。
特徴的な機能
EaseUS Todo Backupでは、下記のの3大機能が特徴です。
・ドライブやパーティションをバックアップしてイメージ化する“バックアップ”機能
・バックアップイメージからドライブやパーティションなどを復元する“復元”機能
・ドライブやパーティションを丸ごとコピーする“クローン”機能
今回は、この3大機能を詳しくご紹介していきたいと思います。
強力かつ簡単なバックアップ機能
まずは、一番の機能である”バックアップ”機能についてご紹介していきます。
まずは、トップ画面を開くと”あなたにとって一番重要なものはどれですか?”とバックアップ設定をするように促されますので、バックアップしたいものを設定します。
今回は検証として、1つパーティションをバックアップして、リストア(復元)してみようと思います。
パーティションをバックアップするので”ディスク/パーティション”をクリックします。
すると現在のディスクとディスク上に存在するパーティションが表示されるので、ここからバックアップしたい項目を選択します。
次にバックアップの保存先を選択します。バックアップ元とは異なるディスク上に選択しましょう。
ネットワーク上のドライブにも対応している模様です。
次にバックアップスケジュールの設定です。このように、時間を設定することや毎日、毎週、毎月などとバックアップするタイミングを選択できます。
また、スケジュール設定中にシャットダウンした場合、次にパソコンを立ち上げた際に自動的にバックアップする機能も搭載されています。
どうやらログインも自動的に行ってくれるので、非常に便利ですね。
このように、バックアップの暗号化やバックアップに割く優先度なども細かく設定できます。
万が一、バックアップ中にPCが重たいなと思った場合にはこちらを調整してみるとよいかもしれません。
更に、バックアップした旨をメールで報告する機能も搭載されています。
非常に良い機能だと思いますが、SMTP設定は手動で行う必要性があります。メールアドレスのドメインでSMTP設定を自動的に判別してくれると非常に楽になるんですけどね…笑
設定を保存して実行すると、このようにバックアップが始まります。
バックアップ中はアプリをウインドウ上に常駐させる必要はなく、バックグラウンドで自動的に動いてくれます。右下のポップアップで実行中や完了などの通知をしてくれます。
バックアップが完了したので保存されたファイルを見てみましょう。
こんな感じで”.pbd”という拡張子のファイルに格納されています。
直接この”.pbd”を開くことも可能です。(個人的にここがポイント高い。)
この通り、”.pbd”に格納されたまま、写真も表示することができます。
これでバックアップ機能についての紹介は終わりです。
次に、リストア機能(復元)についてご紹介します。
素早くリカバリできる復元機能
まずは、バックアップ元に設定していたパーティションを『故障でデータが飛んでしまった』事態を想定してフォーマットします。
この通りすっからかんになりました。
ここから、EaseUS Todo Backupで先ほどバックアップしたデータを元に復元を行ってみたいと思います。
EaseUS Todo Backupを起動し、トップ画面に設定されているバックアップ状況を開きます。
“復元”をクリックして復元を行います。
復元には2パターンあり、バックアップしたデータを丸ごと復元する機能と、バックアップしたファイルから選択したものだけを復元するという機能があります。
今回は、後者の”選択したものだけ復元する”機能を用いてみたいと思います。
“ファイルモード”にして、バックアップしたファイルの名から復元したいものだけにチェックを入れて”実行”を押し、復元を行います。
復元が始まります。完了したので、ちゃんと復元できたのか見てみたいと思います。
この通り、写真がしっかりと復元されていました。
これで、バックアップと復元機能は安心して任せられますね!
ただ、一つ難点なのですが、ディスク・パーティションモードでは、ローカルディスク(H)をバックアップターゲットにし、ローカルディスク(E)にバックアップを行うように設定していたのですが、復元の際にローカルディスク(H)が選択できませんでした。
これだと、自分が間違ってファイルを消してしまった・フォーマットしてしまった場合に、ディスク・パーティションモードにて復元ができないので改善してほしい点ですね。
SSD換装時に使えるクローン機能
最後に紹介するのはクローン機能です。
EaseUS Todo Backupには、ディスク・パーティションをクローンする機能と、Windowsが入った起動ディスクをクローンする機能があります。
前者は、単純に新しいHDDにデータを移動させたいときに使うことができ、後者は起動ディスクのSSD換装時のデータ移行などに使えます。
Windowsが入った起動ディスクをクローンする機能では、SSDに最適化の設定や、Windows To Goみたいな”ポータブルWindows USBドライブ”を作成することができます。
この機能をぜひ試してみたかったのですが、データ量が膨大すぎてクローン先がなかったので、このような感じのさっくりとした紹介にさせていただきます…笑
まとめ
バックアップ・復元・クローンの特徴的な機能を紹介してきましたが、初心者でも分かりやすいUIを用いていて、直感的な操作が可能でした。
また、海外製ソフトウェアあるあるの”日本語がおかしい”などのこともなかったので、非常に出来の良いソフトウェアだと感じました。
私のメインPCもSandy時代のオンボロPCなので、いつ壊れるかわかりません…笑 EaseUS Todo Backupを用いて定期的にバックアップして備えたいと思います。
ダウンロード先と無料版との違いについて
下記リンクよりダウンロードが可能です。
EaseUS Todo Backup Free – 無料ダウンロード
今回の紹介では、有料版のTodo Backup “Home”を用いましたが、完全無料のTodo Backup “Free”版もあります。
無料版と有料版”Home”の違いとしては、
・有料版はバックアップ・復元スピードがより高速
・Outlookに対応
・ファイル除外機能や通知などのバックアップ機能を搭載
・サポートが充実
といった感じです。
無料版でも目玉機能であるバックアップ・復元機能は利用できますので、まずは試してみてはいかがでしょうか?